111:
ネコバが、さて寝るかと思ったら
ネコ長が夜のリビングでしくしく泣いてるらしい
どうしたんだと聞いたら
どうも
人間、誰もが一人で生きて、一人で死んでいくことに
気付いてしまったらしい
それが悲しいんだと
はー
あけみも起きてきて、話をきく
「これはどうも、この子は
おかしいのかも知れないわね
明日、病院に連れていきましょう」
で、子供が通う、そういう施設にいかされる
だが医者も
「ネコは初めてだからねえ…」
みたいになる
結果、部屋にある砂場みたいので遊ぶだけで終わった
九条影魅李阿:
猫ながはわかってねえ
泣いて生まれてくる人間がわらってしぬのはありえない